帰省中、InstagramやFacebook上ではただ飲み歩きばかりしているように見えてしまっていますが(苦笑)、仕事仲間や友人と対話する時間を持てたお陰で、自分の「隠れた情熱(Secret passion)」とつながることが出来ました。
本当、持つべきものは友達、仲間だと思った次第です。
*個人的な叙述ではありますが、もしよければお付き合い下さい。
今回の帰省では、社会マイノリティとしての出自を持っていたり、
困難な状況と向き合いながら活動している複数の友人と対話しているなかで、
「お前はエリートを助けたいのか、それともマイノリティや社会課題の当事者を助けたいのか、どっちなんだ?」
ということを非常に前向きな問い方で問うてもらっていると感じた。
同様に、起業家として活動している同世代の友人と話したり、
Theory of Changeを取り入れた対話プログラムを作っているなかで(結局仕事やないか)、
「自分の活動の顧客・受益者は結局誰で、どんなインパクトを与えたいのか」
ということを自分に問うことが出来た。
上記の問いを通して、自分自身が、2つの「隠れた情熱 Secret passion」とつながった。
社会意識の高いエリートの頭・心・行動を、きちんと社会課題解決につなぐ仕事をせねばならないということ。
そして、ゆくゆくは社会課題の渦中にいる人達から生まれる社会変革を目指したいという隠れた情熱が自分の中にはあること。
| 正しい問いには、正しい酒を。Minoh beer! |
現在立ち上げ準備中(一部トライアル実施)のHarnessing for Changeは、社会課題解決に取り組む人・組織を支援する事業で、実際にはコミュニティづくりや実践者の想いと行動をより強くつなげる対話プログラムやラーニングジャーニー、リクルーティング及びキャリア支援(+よろず支援)を行っていく。
つまり、直接の受益者は社会課題解決を志す広義でのエリートや、エリートが立ち上げたり働いたりしている組織が直接の受益者になる場合が圧倒的に多く、Harnessing for Change自体は社会課題に巻き込まれている個人や地域に何かを届けられる訳ではないということ。
(逆に言えば、多様なセクター・分野の実践者を支援・つなぐことによって、社会を面で変えていくということでもあるのですが。)
下手すれば、社会意識の高いエリートとだけお付き合いして、本来向き合うべき社会課題やそこに巻き込まれている人達のことが視野に入ってこなくなるような状況も生まれる可能性はあり、それは全力で回避したいと思っている。
同じ言葉が通じるエリート同士でただ盛り上がったり、メディア露出等PR・対外アピール(最悪の場合、単なる自己顕示どまり)が先行して、社会課題解決への取り組みとその査定・評価が後回しになるようなことだけは、絶対に避けねばと思う。
肌感覚としてだけれども、Harnessing for Changeに限らず、特に人と情報が集まる東京においては、この傾向が多少見受けられるのでは、と思うこともなくはない。
そのために、何をするか。
1つは、実践者と受益者をつなぐパスの精度を上げること。
つまり、社会企業やNPOの実践者の想いと行動をつなげる仕事において、受益者と受益者へのアプローチ方法、そこから生まれるインパクトをきちん定義するプログラムの開発に力を入れ、実施する。
もう1つは、課題に巻き込まれている人の中から社会起業家を生み出すということ。
課題の渦中にいる人・受益者を巻き込んだ経営計画策定の支援…と思ったが、このくらいのことなら優秀なプレイヤーは既にやっていると思う。
ので、もっと踏み込んで、社会的・経済的に難しい状況で生まれ育った子ども達や、そういう状況を経験した大人の中から社会起業家を生み出す教育プログラムや、それが出来る場を、将来的に作っていきたい。
自分も一応母子家庭という社会マイノリティから生まれ、今に至っている人間だからそのpathwayを再生産したいという風にも聞こえてしまいそうだが、社会マイノリティから市民性と起業家精神を強く持つ人達が連続的に出てくることが、インクルーシブな社会づくりにつながっていくのではという気はしている。
(このあたり、ちゃんと学術的に研究したい。)
さて、つべこべ言わずやれや!という声が聞こえてきそうですが、
トライアルとして実施済・予定のプログラムが複数ありますので、言葉と行動をより強くつなぎ、精度を上げていきたいと思っています!
次は、シルバーウイークの伊豆大島ラーニングジャーニー!楽しみだ。