2013/07/02

【motoi-kの本棚 vol.1】20代で知っておきたいお金のこと/岡村聡

ブログを再開したので、せっかくならばある程度定期的に更新して行きたいと考えています。
そこで、趣味の読書を活かし、(本の内容や学びを整理する意味でも)読書録のようなものを綴っていければという考えに至りました。

今後、読書ネタが増えていく事と思いますが、宜しくお付き合い下さい。


一発目に手に取りましたのは、「20代で知っておきたいお金のこと(岡村聡さん著)」。

雑誌クーリエ・ジャポンでもコラムを連載されている、投資プロフェッショナル岡村さんの著書。
手に取った理由は、20代半ばの今のタイミングで、お金との向き合い方を見直したかった為。

折に触れて、自分自身を会社だと捉えて目標設定をしたりするのですが、
「自分株式会社」の業態は、工場を世界に1つしか持たないメーカーのようだとふと思いました。

心身ともに健康な今ならばよいですが、何かのアクシデントで働けなくなる(工場操業停止で、商品が出荷出来ず、キャッシュフロー悪化)だとか、そういう事態に陥った際、どうするのか。あるいは、海外の大学院に留学したいだとか、どうしてもお金が必要な局面になった時に、給与所得以外のオプションも現実的に必要ではと考えるようになりました。
(別に、投機的にがっぽがっぽ儲けたいと思ってませんが、
本当に必要な時にお金を使える体質はキープしていたいというのが信条です。)

そこで、自分自身のBCPについて考えてみようと、とりあえず手に取ったのが本書。

社会保障システムの綻び等により、日本の若者は経済的ハンデを背負っているという問題提起を皮切りに、「お金」をメインのテーマとしつつ、仕事・結婚・貯金・住宅・保険・老後・投資等のテーマで、「20代が今知っておくべきこと」について解説がなされています。
今の若者世代が今後支払う税金に対するリターンを、60代世代と比較した際に5,000万円の開きがある事等、具体的なデータを使いながらわかりやすく説明して下さっていますが、そういった状況への対応策として、
「長期・分散・インデックス(経済指標連動型)型の投資」を紹介する形で話が進んでいきます。

読後の感想/考えた事としては、
・フルタイムで働く20代にとっては、「長期・分散・インデックス(経済指標連動型)型投資」はメリットが大きい。
・何事も、真剣に検討する事で見えてくるものがある。
・自分のキャリア的にも、投資家の視点を育む事が大切では。
といったところです。

週5日(もしくはそれ以上)忙しく働いて、自由に使えるお金が相対的にあり、これから働く期間が長い20代にとっては、
長期積立によってメリットが出て、自ら積極的に管理する必要がない投資の仕方は、非常に無理のないカタチだと感じました。
(リスク取って短期的に儲けたい人は別と思いますが、デイトレーダーみたいに指数の上下運動にいちいち一喜一憂しないといけないスタイルは、本業にしっかり打ち込みたい人にはあまり向かないのではという所感です。)

これまで、私は真面目に投資を検討した事がありませんでしたが、今回、「もし自分が投資をするなら」という観点で本を読み進め、積立額とリターンの変動、使う証券会社を何パターンか自分なりにシミュレーションしてみました。
結果、長期で儲かる仕組みなら、貯金を長いこと遊ばせておくのが考えようによってはリスクだよなとか、クレジットカードで積立の引き落としが出来るなら、投資の序盤ならば少しくらいの負け分はポイントで回収出来るよなとか、色々な気付きがあり楽しかったです。

最後に、志ある社会的事業の成長を促進出来る人材になろうというのなら、投資家としての視点を養う事も重要なのではとの考えにも至りましたし、自己研鑽という観点でも投資にチャレンジしてみるのも悪くないかも知れません。
(著者の岡村さんには岡村さんの主張があると思うので、もう少し色々な専門家の方々の考えにも触れてみたいと思っていますが。)

つらつら書かせてもらいましたが、
20代・お金に関心はあるが博打や投機はちょっと…という人にはおススメの内容かと思います。




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